リンゴ狩り
●リンゴの歴史
世界中で25,000種類以上の品種があると言われています。日本でも、1,000種類以上が導入されましたが、その中で日本の気候・風土や消費者の好みに合致した品種は、約20種類です。昭和初期からの品種改良の成果によって、最近は、早生品種では「つがる」、晩生品種では「ふじ」が主に普及しています。
●美味しいリンゴの見分け方
・一般的に、皮の色が濃い方が味も濃いとされている
・持ってみると重量感があって、指で叩くと「コンッ！」と澄んだ音がする
●リンゴの採り方
リンゴのお尻を持って、それを空に向けるように持ち上げると、簡単にもぎとれます。ただし、引っ張ると、枝が折れやすいので、十分ご注意下さい。
●美味しいリンゴの食べ方
育ち盛りのお子様には、リンゴの丸かじりがオススメです。丸かじりすると、歯のすき間の歯垢を取り除き、歯を清潔に保つ効果があります。また、歯や歯ぐきを丈夫にし、アゴの発達も促します。皮と実の間に有効成分の高いペクチンが多く含まれているので、よく洗ったリンゴを皮ごと丸かじりして下さい。すり下ろしやジュース、サラダにする時も皮ごとのご利用が効果的です。ポリフェノールやカリウムなどの栄養効果は、ジュースにしても変わりません。
●リンゴの効能
主成分は、果糖やブドウ糖などの糖質です。リンゴが酸っぱく感じられるのは、リンゴ酸とクエン酸の作用です。これらは、乳酸を減らし、新陳代謝を活発にするので疲労回復に効果があります。お腹の調子が悪い時に、すり下ろしたリンゴを食べると、すぐに回復しますが、これはペクチンに整腸作用・鎮静作用があるためです。下痢止め、食当り、冷えによる腹痛に効果があります。
リンゴに含まれるカリウムが血圧を下げる働きをするので、高血圧予防にもつながると言われます。赤ワインに多く含まれるポリフェノールは、リンゴにも100種類以上含まれていることが分かりましたが、さらに、老化防止、ガン細胞を活発にする活性酸素の働きを抑える抗酸化作用、コレステロールを減少させる作用があるという報告が出されています。
●リンゴの栄養素（100ｇあたりの含有量）
カリウム 110 mg、ビタミンＡ 2470 IU*、食物繊維1.5 g
注*： ビタミンAの場合 → 1 IU＝0.3 μg(マイクログラム)
1 IU（アイユー）の量は、ビタミンの種類によって、異なります。
●林檎(リンゴ)園：9月中旬〜11月中旬
モリタ観光園
079-569-1400 |
神戸電鉄「三田駅」からバスに乗り、「高平小前」で下車、徒歩約5分 |
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