メリケンパークは、メリケン波止場と中突堤の間にある広々とした海浜公園です。真っ赤なライトアップが映えるポートタワーや白い帆船をイメージした海洋博物館など、神戸を代表する夜景スポットです。メリケンパークと遊歩道で結ばれている対岸のハーバーランドは、各種の施設が充実したウォーターフロントの街で、ライトアップされた大観覧車や優雅な豪華遊覧船がミナト神戸の夜景をさらに美しく演出しています。
メリケンパークの南端に、親子三人をデザインしたブロンズ像、神戸港移民乗船記念碑「希望の船出」(高さ3.5m、菊川晋久作)があります。この記念碑は、神戸港から大勢送り出したブラジルへの移民を記念するもので、2001年に完成しました。
日本初の外国映画が神戸の花隈で上映されたことと、チャップリンがこのメリケンパ−クに上陸したことを記念して、1987年「メリケン・シアター」の碑が作られました。スクリーンに見立てた石碑の前に、42個の黒い御影石が観客のように並んでいます。石には、神戸出身の映画評論家、淀川長治氏が選定した国内外の映画スター42名の名前が刻まれています。
※このページは2008年8月に発行されたものです。
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