六甲ガーデンテラスと有馬の工房
有馬の工房

六甲ガーデンテラスと有馬の工房

今回の有馬ナビでは、「六甲ガーデンテラス」と「有馬の工房」、「有馬六景」をご紹介します。
有馬温泉から車で約30分の六甲山山頂に、4月18日、小さな神戸が生まれました。緑あふれる自然の中で、ご家族連れでショッピングやお食事をお楽しみいただける『六甲ガーデンテラス』です。
また、6月6日に、『有馬の工房』がオープンしました。『有馬の工房』は、旧有馬保養所の建物を改修し、有馬温泉の新しい観光スポットとして神戸市が整備したものです。


六甲ガーデンテラス 有馬の工房 マップ
有馬の工房 マップ
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六甲ガーデンテラス マップ
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六甲ガーデンテラス
老朽化のため昨年11月に閉鎖された、六甲山山頂の「回る十国展望台」の後継施設として、欧州の山あいにある田舎町をイメージした庭園施設「六甲ガーデンテラス」が4月18日にオープンしました。 「六甲山の自然と神戸の異国情緒を味わえる、くつろぎの空間」というコンセプトの施設です。

約1万2千uの敷地には、眼下に神戸の夜景が広がる石造りの展望塔(高さ約11m)、カジュアルなランチやアフタヌーンティーが楽しめる山小屋風カフェレストラン、フェアトレード製品やアクセサリー、菓子類など幅広い品ぞろえの雑貨店などが並びます。また御影石と木製デッキを組み合わせてできた展望スペースもあり、ゆったりとくつろげます。
入場料は無料で、全施設とも年中無休です。
六甲ガーデンテラス


グラニットカフェ
グラニットカフェはホッとくつろげる自然と、すばらしい眺望、そしてモダンなインテリアが自慢のリラックス・カフェです。お箸で食べる、気取らないランチ、手作りのデザートといただく中国茶など、楽しみ方もいろいろです。
ディナータイムのメニューも充実しています。

営業時間 11:00〜21:00(土・日・祝は延長あり)
TEL 078-894-2112


グラニットカフェ
ホルティ
ホルティ
ホルティとはドイツ語で「森」の意味です。毎日に潤いをプラスする雑貨や食料品が所狭しと並ぶ店内は、まさに秘密の森。

小粋なデザインが魅力のアーティスト雑貨や身体に優しいオーガニック食品、世界各国の雑貨やお菓子など、掘り出し物を探すように、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょう。

営業時間 10:00〜18:00(土・日・祝は延長あり)
TEL  078-894-2251


ホルティ 雑貨 ホルティ お土産 ホルティ 小物 ホルティ アクセサリー

リトルホルティ
リトルホルティはドライブには欠かせないドリンク剤をはじめ、便利なグッズが揃う、ちょっとおしゃれなミニコンビニ・ショップです。
山の1日を過ごすのに便利なインフォメーション・コーナーも併設しています。

営業時間 10:00〜21:00(土・日・祝は延長あり)
TEL 078-894-2284


リトルホルティ
見晴らしの塔 見晴らしのテラス
見晴らしの塔
かつては町のシンボルだった塔が今は半ば朽ち果てて、でも今も優しく町を見下ろしています。
そんなイメージの「見晴らしの塔」からは、標高888mからの雄大な景色が望めます。

自然の地形を活かした段上の広場では、青空の下で座り、のんびりと景色をお楽しみ下さい。
見晴らしのテラス

六甲山ジンギスカンパレス
自慢の神戸牛に新鮮な海の幸、山の幸をふんだんに盛り込んだジンギスカン料理は古くから六甲山の名物です。
モンゴルのパオをモチーフにした建物の中で、焼きながら食べるスタイルは、グループでわいわい楽しむのにぴったりです。

営業時間 11:30〜17:00(土・日・祝は延長あり)
TEL 078-891-0225


六甲山ジンギスカンパレス
六甲ビューパレス
六甲ビューパレス
六甲ビューパレスはお好きなメニューをあれこれチョイスする、セミセルフ形式の気取らないレストランです。
明るい店内ではハンバーグやドリンクバーなどカジュアル・メニューがお楽しみいただけます。

もちろん、窓からの夜景は1千万ドルです。
元気なファミリーにおすすめです。
六甲ビューパレス

営業時間 11:00〜20:00(土・日・祝は延長あり)
TEL 078-891-0780


フードテラス
フードテラス
ミルクたっぷりのソフトクリームが評判のフードテラスは、ハイキングの途中にちょっと休憩するのにぴったりです。
夏は冷たい六甲おろしそば、冬はラーメンやウドンの温かメニューと、年中オープンの、屋台気分のフード・コートがあり、また、屋外テラスでお食事も出来ます。

営業時間 10:00〜17:00(土・日・祝は延長あり)
TEL 078-894-2223


ビューパレスショップ
ビューパレスショップには六甲山や神戸のお土産が勢揃いしています。

営業時間 9:30〜17:30(土・日・祝は延長あり)
TEL 078-891-0227


六甲山 お土産

プリズム
プリズム
プリズムはビューパレス・レストラン内にある、ガラス細工のショップです。
かわいいガラス・グッズから本格的なボヘミアン・グラスまで、きらきらと繊細な輝きをもつガラス細工が集められています。

夜景のような煌めきは、特別な日の記念にぴったりです。
プリズム ガラス細工

営業時間 10:00〜17:00(土・日・祝は延長あり)
TEL 078-891-0256


石ころ亭
石ころ亭
石ころ亭 アクセサリー
石ころ亭は秘めたパワーがあると言われる天然石を集めた石の専門ショップです。天然石を素敵にアレンジしたアクセサリーや366種類も揃った誕生石は、おもわず目移りしてしまいそうです。
手作り派のあなたには、石を使ったアクセサリー・パーツもあります。
石ころ亭 天然石

営業時間 10:00〜17:30(土・日・祝は延長あり)
TEL 078-891-0555







有馬温泉 有馬の工房 オープン

有馬の工房 有馬の工房
有馬の工房 有馬の工房
◆旧有馬保養所を改修・整備
6月6日、有馬温泉に『有馬の工房』がオープンしました。
同工房は、旧有馬保養所の建物を改修し、有馬温泉の新しい観光スポットとして神戸市が整備したものです。
「金の湯」と「銀の湯」の中間に位置し、周辺には温泉寺、念仏寺、極楽寺、湯泉神社など歴史のある寺社仏閣が集まっている寺町界隈にあります。

◆江戸時代の町家を再現
有馬温泉の歴史は古く、神話の時代にさかのぼります。
江戸時代には、全国でも指折りの湯治場として日本三名泉にも数えられ、多くの人が訪れました。
同工房は、江戸時代の町屋を再現しており、当時の様子をしのぶことができます。

有馬の工房 龍泉閣スタッフ◆有馬温泉の魅力を体感
同工房には、有馬温泉の歴史・文化・自然などの見所を紹介するギャラリーも設置されています。
また多目的ホールでは、7月の有馬七夕ひょうたんまつり、11月の有馬大茶会などの催しを行うほか、有馬の伝統工芸である『竹細工』の実演や、有馬温泉独特の鉄分の多い湯の花を使用した『金泉焼』の絵付教室なども行っています。
さらに、有馬を訪れた人が、気軽に利用できる休憩室や喫茶コーナーなども用意しています。また、三階には、湯治客向けの「小宿とうじ」がございます。ぜひ一度お越しください。


有馬の工房 龍泉閣スタッフ喫茶コーナーで、お菓子とお茶をいただきました。
散策のご休憩にご利用下さい。


●「有馬の工房」 概要
場所 神戸市北区有馬町1019
(神戸電鉄「有馬温泉駅」下車徒歩約8分)
料金 多目的ホール・温泉ギャラリー…入場無料
休憩室・会議室…1,000円/時間(和室)、700円/時間(洋室)
営業時間 9:00〜18:00
休館日 第4火曜日、1月1日


◆『有馬六景』
「有馬の風土と歴史」のコーナーで、『有馬六景』をご紹介しましたが、今回、資料写真をスキャンさせていただきましたので、掲載させていただきます。
有馬六景 表紙有馬六景 表紙
有馬温泉では、1753年、1766年と続けて大火に見舞われたため、湯治客も年々減るばかりで、寂れていきました。
そこで、町の旧家の人達が京都の近衛家を訪れ、有馬に湯治に来る人を増やし、賑やかな町にするため、有馬の優れたところを世に広めてもらうよう、お願いしました。有馬の人々の写生をもとに高僧が絵を描き、それに近衛氏以下の公家が和歌や詩を添えて、1770年、世に言う「有馬六景」が出来上がりました。
このような努力の甲斐があって、有馬は再び元の賑やかさを取り戻したと言われています。

巻頭・鼓滝松風
内前(近衛摂政太政大臣内前公)
山まつのあらしになおもひびくかな
つづみがたきの水のしらべは
有馬六景 鼓滝松風 有馬六景 鼓滝松風
第二・有明桜春望
道前(九條内大臣道前公)
千枝二月曙雲開 無限東風馥郁来
為是温泉洵美地 春花偏圧異郷催
有馬六景 有明桜春望 有馬六景 有明桜春望
第三・功地山秋月
雅重(飛鳥井大納言雅重卿)
鹿の音もふけ行夜半のやまのはに
すみのぼるつきのかげのさやけき
有馬六景 功地山秋月 有馬六景 功地山秋月
第四・落葉山夕照
藤公亭(四辻大納言公亭卿)
落葉之山名故奇 斜陽風景更湛思
懸知勝地常多賞 再在丹楓満墜時
有馬六景 落葉山夕照 有馬六景 落葉山夕照
第五・温泉寺晩鐘
典仁(閑院大宰帥典仁親王)
いく里の暮おどろかす声ならん
此やまでらのいりあいの鐘
有馬六景 温泉寺晩鐘 有馬六景 温泉寺晩鐘
巻軸・有馬富士雪
尚實(九條左大臣尚實公)
東海芙蓉元等名 三峰千載雪花清
何疑常欲温泉者 好擬南山比寿栄
有馬六景 有馬富士雪 有馬六景 有馬富士雪





龍泉閣スタッフ
今回の有馬ナビでは、六甲有馬温泉ゾーンの新施設をご紹介しました。
新たな観光スポットが次々と誕生している神戸・有馬温泉へ是非お越しください。2003/6/20

※このページは2003年6月に発行されたものです。
最新の有馬温泉と周辺観光地の情報は『龍泉閣日記』をご覧ください。

有馬温泉の旅館龍泉閣の日記

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注)営業時間や料金などの情報は、発行された時点のものです。
詳しい情報は各施設にお問い合わせください。リンク、もしくはTEL番号をご参照ください。
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TEL:078-904-0901  FAX:078-903-0099
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