有馬ナビ
有馬観光スポット一覧阪急バス案内所の向かい側に「酒市場」という酒屋さんがあります。ここには、お酒だけでなく、「有馬サイダーてっぽう水」が売られています。1873年、湯山町(現在の有馬町)の町長、梶木源次郎氏がかつて地獄谷と呼ばれた有馬の杉ヶ谷に炭酸ガスを含む鉱泉があると聞き、県庁に調査を依頼。1875年、内務省大阪司薬場の検査で、良質の炭酸水であると判定されました。そして、1901年、日本で最初に炭酸泉を利用してサイダーが製造されました。その後の業界の競争に勝てず、1926年に有馬での製造が中止されました。
2002年秋、有馬温泉の町おこしとして、「有馬八助商店」という昔風の社名の合資会社が設立され、明治時代のサイダーが「有馬サイダーてっぽう水」として復刻されました。現在、出回っている市販のサイダーと違って、炭酸が少しきつく、甘さが抑えてあります。その炭酸は、1度フタを開けても、また、フタをすると、1週間おいても変わらない味を楽しむことが出来るので、サイダー割りにも適しています。この「有馬サイダー」には、こだわっている点がいくつもあります。まずは、サイダーのビンです。つい最近まで全国から集めた昔のビンを再利用していました。しかし、なかなか集まらないことや、割れやすいため、現在は、新たに改良されたビンになっていますが、今でもビンを再利用しています。
市販のサイダーには、液糖や甘味剤が使われていますが、「有馬サイダー」には、上白糖が使われており、これがスッキリした甘さの秘訣です。しかし、上白糖を溶かすのは、手間ひまがかかり、すごく大変なようです。フタは、王冠で作られています。この王冠のこだわりは、活版印刷特有の、字体がややつぶれた感じを再現してあることです。ラベルには、TAIHO WATERとローマ字で書かれ、大砲の絵が使われています。これは、昔の有馬サイダーが「鉄砲水(てっぽうすい)」と呼ばれていたので、それになぞらえています。また、機械を使わず、ラベルを1枚ずつ手作業で貼っていますが、ラベルが剥がれやすいので大変苦労されたそうです。
また、取材させていただいた酒市場さんには、“白鹿 原酒しぼりたて”や“大吟醸”という限定販売のお酒があります。“白鹿 原酒しぼりたて”は、生なので冷やすとおいしく女性に大人気です。“大吟醸”は少し辛口ですが、上品な味です。こちらもお試し下さい。
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