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有馬観光スポット一覧有馬温泉の西側に位置する小高い山が落葉山(標高533m)です。
その北側の麓にある「湯けむり坂」を太閤橋から50mほど登って行くと、左手に亀乃尾不動尊という祠があります。その直ぐ側に5~6mの苔むした断崖を細い滝が流れ落ちていて、その滝の向こう側に不動明王が祀られています。また、五色の幕に囲まれて、白竜大明神も祀られています。
この滝は、文字通り亀のシッポのように細長いというところから亀乃尾の滝と呼ばれています。
場所は、神戸電鉄「有馬温泉駅」に隣接する「湯けむり広場」の上の方になります。朱色の鳥居を潜って石段を上ると、岩盤上から滴り落ちる幾筋もの流れが何とも言えぬ雰囲気を醸し出しており、交通量の多い道路から少ししか離れていないのに、滝のマイナスイオンの所為か、その周囲は真夏でも少しひんやりとしていて、まるで別世界のように感じます。
滝の左手の苔蒸した岩には、1.2m角の“暁櫻(あかつきざくら)”という大きな二文字が四角張った隷書体で刻んであり、江戸時代初期の京都の代表的な書家である亀田窮楽の“洛西逸翁七十六曳尾窮楽”という落款が添えられています。
これは、秀吉・家康の二人に仕えた藤堂高虎が有馬温泉で入湯した折に刻ませたとされています。当時、滝の傍らにあった桜の木は、残っていませんが、地元の栄町奉賛会が桜の木を植えており、毎年9月28日にお祭りをしています。
また、亀乃尾の滝を落下した水は、直ぐに地中に流れ込み、伏流水となって姿を隠します。
そして、下の方にあるアスファルト道路の下をくぐってから再び滝として流れ出します。さらに、この水は、神戸電鉄の有馬温泉駅下にある暗渠を通って有馬川に合流しています。
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