お得な周辺情報満載!
龍泉閣スタッフブログ
7月から進めている「播州織浴衣プロジェクト」の浴衣を作っているところを見学する為、兵庫県多可郡八千代町へ行ってきました。
有馬温泉の旅館の若女将さんやスタッフの方と、みんなでワイワイ言いながら楽しく工場見学をしてきました
有馬温泉からは1時間半くらいで行くことができました
なぜラーメン屋さんの前で記念撮影かというと…
この播州ラーメンはスープがとても甘くて不思議なラーメンなのです。
昔このあたりで働く播州織の女工さん達が食べていて、デザートやお菓子を食べることはできないけれど、甘いものが食べたいという要望があり、できあがったラーメンだそうです。
とてもおいしかったです
こちらの織物工場では、たくさんの機械が並んでいて、大きな音をたてながら布地が織り上げられていました。
たくさんの縦糸と横糸があり、次々にディスクが上下して糸が通っていきます。
両端の余った糸を布地ができあがるスピードに合わせて、小さなハサミがチョキチョキ切っているのが、とてもかわいくておもしろかったです
今回の有馬温泉オリジナル浴衣の布地も織られていました。
多重織なので、裏の水色の生地と表の格子柄が同時に織られていました。
すごい技術だと思いました。
次は染色工場へ行きました。
近くを流れる野間川の水と井戸水を使って染色しているそうです。
マグネシウムの量が少ない軟水なので、染色にとても適しているそうです。
このロールはチーズと呼ばれ、中の芯にたくさん穴が開いていて中と外からしっかり染め上げることができます。
こちらはチーズを作っているところです。
芯に糸を巻きつけていく作業をしていた方の手際の良さに驚きました。
播州織ではたくさんの色に糸を染めることができます。
色の配合も少しずつ違った色を表現することができるそうです。
この瓶には磁石が仕込まれており、固まらないようにくるくる回って撹拌しています
普段私たちがお店で見る洋服には、播州織の布がたくさん使われているそうです。
商品には播州織の名前が残らないのが、とても残念です。
今回、すばらしい技術を持つ兵庫県姫路の播州織を知っていただく機会ができて良かったと思います。
もうしばらくで、有馬温泉の各旅館で有馬温泉オリジナル浴衣をお試しいただけるようになると思います。
皆様にぜひ上質な肌触りのよさを実感していただきたいと思います。
野間織物工業協同組合の皆様、この度は大変お世話になり、ありがとうございました
サイトマップ ▼
お電話受付時間:10時~16時まで
〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町ウツギ谷1663