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龍泉閣スタッフブログ
神戸市街地にある相楽園で開催されている『第56回神戸菊花展』に行って来ました。
有馬温泉や六甲山、神戸の気候も秋めいてきました。
今回で56回目を迎えた神戸菊花展覧会。期間中、会場となる相楽園は園内が菊で埋め尽くされ、美しく彩られています。
間口が4間(720cm)もある神戸の菊花展ならではの総合花壇をはじめ、大菊花壇、盆栽花壇など16の部門に、鉢数にして約2,500鉢の菊が展示されています。
11月2日には審査会が開かれ、各部門の優秀な作品が選ばれました。
手入れされた美しい菊の花々が咲いています。
『木添え作り』の作品です。
枯れ樹で盆栽作りのような樹形を作り、小菊で裏側から添わしてあたかも樹木に菊が咲いたかのように仕上げた作品で、満開時には見ごたえがあります。
園内には、大きな樟の木もあります。
珍しい種類の菊の花も展示されています。
『嵯峨菊』です。
古来、京都嵯峨地方だけに栽培された中輪菊で、花弁は切り昆布のような平弁で咲き始めは花弁がちぢれて現れ、一旦咲ききった後に花弁が逆房状に立ち上がります。
この展示は、箒を逆さにしたように見えるので、箒仕立てといっていますが、京都嵯峨地方(大覚寺)では、一鉢に三本植えて、段差がつくように育て、下から、七、五、三輪となるように花数を整えて咲かす伝統的な仕立て方をします。
園内には、茶店も出ていました。
菊を見ながらお茶と和菓子を頂きました。
「おいしぃ? (*^_^*)」
いろいろな咲かせ方があって、とてもきれいです。
盆栽風に仕立てています。
『千輪作り』の菊です。
1本の大菊を前年の11月に株分けをして育て、4月下旬の定植後から摘心を繰り返し芽数を増やしていき、つぼみの膨らむ頃に半球系に組み立てたもので、花数は普通200輪?300輪咲かすことができます。
神戸菊花展は、11月23日まで開催されています。入場料は、大人1人300円になります。
神戸や有馬温泉のイベント情報は、有馬温泉のイベント情報のページでもまとめていますので、ぜひご覧ください。
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