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龍泉閣スタッフブログ有馬温泉のある神戸市には、多くの美術館や博物館があります。
秋には、各施設で、特別展などが開催されます。
神戸市立博物館の『失われた文明インカ・マヤ・アステカ展』は、暇があればぜひ行ってみたいと思います。
主なものをご紹介しますので、神戸へお出かけの際は、ぜひ、ご利用ください。
失われた文明インカ・マヤ・アステカ展 神戸展開催
中米のマヤ文明とアステカ文明、南米のインカ文明・・・・・中南米に栄えた三大文明は、今でも多くの謎と伝説に満ちています。密林にそびえるピラミッドの王朝「ティカル」、湖上に浮かぶ都市「テノチティトラン」、天空の都「マチュピチュ」。この地域は『世界遺産の宝庫』として世界中の人々から注目されています。
本展は、NHKスペシャル「失われた文明 インカ・マヤ」と連動して開催するもので、世界初公開となるマチュピチュの遺物やアンデスのミイラをはじめ、展示品のほとんどが日本で初めて公開されます。また、これらの貴重な品々をとおして、新大陸に生きた人々と文明の全体像を描き出し、人類のつくりだす文明の多様性と普遍性を紹介するとともに、複雑な現代社会を人々が生きることの意味を考えます。
日時:2007年10月3日(水)?12月24日(月)
会場:神戸市立博物館
お問い合せ:TEL 078-391-0035
有馬玩具博物館 naef展 ネフの積み木で遊ぼう
?シンプルなかたちの中に豊かな遊びがある?
「ネフスピール」誕生50周年を控えた今、玩具が本来備えているべき機能、「美しさ」「多様性」「子どもたちに与える知識や理解」について考察し、幾何学的な形の中に世界のしくみを宿したかのような「ネフの積み木」の魅力に迫ります。
1958年、創業者であるクルト・ネフ氏が「ネフスピール」を世に出し、「ネフ社」は世界屈指の木製玩具メーカーとして歩み始めます。新しい発想の玩具を次々と発表し、20世紀後半の玩具の歴史に大きな影響を与えてきたネフ社は、美しい作品の数々とともに、国を越えて、時代を越えて支持され続けてきました。その背景には、「遊び」へとまっすぐに向けられた、クルト・ネフ氏の深い敬意と愛情がありました。
「ネフスピール」誕生50周年を控えた今、玩具が本来備えているべき機能、「美しさ」「多様性」「子どもたちに与える知識や理解」について考察し、幾何学的な形の中に世界のしくみを宿したかのような「ネフの積み木」の魅力に迫ります。
日時:2007年10月5日(金)?12月9日(日)
会場:有馬玩具博物館5F展示室
お問い合せ:TEL 078-903-6971
小磯記念美術館特別展
藤島武二と小磯良平展 ?洋画アカデミズムを担った師弟?
小磯記念美術館では、11月18日(日)まで、開館15周年記念特別展「藤島武二と小磯良平展―洋画アカデミズムを担った師弟―」が開催されます。
藤島武二(1867?1943)は、日本の近代を代表する洋画家であり、常に画壇の中心的存在として洋画界をリードする一方、東京美術学校(現東京藝術大学)で後進たちの指導にも努めました。そして自由な気風を特長とした藤島教室からは、次代を担う画家たちが多数巣立っていきました。
その中の一人である小磯良平(1903?1988)は、昭和を代表する洋画家として活躍するかたわら、戦後は、梅原龍三郎・安井曾太郎の後を受ける形で、東京藝大の教授として小磯教室を率い、師の藤島と同様に後進たちの育成に尽力しました。
神戸市立小磯記念美術館の開館15周年を機にとりあげる藤島・小磯の二人は、師弟いずれもが画壇を代表する洋画家として活躍し、ともに美校・藝大で後進の育成にも尽くしたという、他例の少ない共通点を持っています。
本展ではこの二人の画家の作品計約130点を集め、それぞれの画業と日本の近代洋画に果たした役割をたどります。
日時:2007年9月15日(土)?11月18日(日)
会場:神戸市立小磯記念美術館
お問い合せ:TEL 078-857-5880
白鶴美術館秋季展
中国の金工 その超絶技巧(本館)
超絶と呼び得る技巧を駆使した商(殷)周時代の青銅器や唐時代の銀器・鏡が見られます。精緻であると同時に、実に生き生きとした表現を生み出した人々の精神世界に迫ります。例えば、青銅器に鋳出された銘文(金文)の文字の形態を通じて、金文作成に取り組んだ人々の作字精神を推し量ります。また、唐時代銀器を制作した工人の対象に寄せる温かい眼差しが感じられる展示です。
ペルシャ絨毯 技と美の楽園(新館)
イランの都市工房で制作されたペルシャ絨毯は、紡糸、染色、デザイン、製織等の各工程をそれぞれの専門職人が担当した、優れたデザイン感覚に満ち溢れた完成度の高いペルシャ絨毯の多彩な表現の数々が楽しめる展示です。
日時:2007年9月8日(土)?12月2日(日)
会場:白鶴美術館
お問い合せ:TEL 078-851-6001
香雪美術館秋季展「茶入と棗(なつめ)」
東灘区の香雪美術館では、12月16日(日)まで、秋季企画展「茶入と棗(なつめ)」が開催されます。本展では、茶道具の中で、最も高い格が与えられたものの一つとして、抹茶を入れる小さな器である茶入と棗の名品など、13世紀から明治時代までの茶器など50点の所蔵品が展示されます。
南宋時代に作られた陶器の茶入れ「漢作唐物 薬師院肩衝(かたつき)」など精巧な小つぼや、茶入れを包んだ袋「仕覆(しふく)」が並び、千利休が好んだという漆のつやが美しい茶器「盛阿弥(じょうあみ)利休形(がた)大棗」のほか、彩りのある替茶器なども展示されています。
日時:2007年9月15日(土)?12月16日(日)
会場:香雪美術館
お問い合せ:TEL 078-841-0652
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