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龍泉閣スタッフブログ
西宮市にある甲山・神呪寺からの夜景です。
西宮市街や大阪方面の夜景が見渡せます。
甲山へは、有馬温泉から西宮北有料道路を使って、約15分です。
道路沿いにある神呪寺(一般には甲山大師の名で親しまれています)の石段を上ると平坦な境内になっており、左から右へ庫裡、大師堂、弁天堂、本堂、不動堂、納骨堂と立ち並び、右奥には、展望台があります。
甲山の名称の由来はその兜のような形状から呼称されているという説がありますが、田岡香逸氏によれば、元来、『神の山(コウノヤマまたはカンノヤマ)』だったと考えられています。1974年(昭和49年)には銅戈(どうか)が出土し、西宮市立郷土資料館に西宮市指定重要文化財として所蔵されています。この銅戈は祭祀用のものであり、古来、甲山が信仰の対象であったことがわかります。
また、甲山山麓にある神呪寺にある碑には、禅僧虎関師錬が編纂した元亨釈書の記述に基づき、十四代仲哀天皇の皇后神功皇后が国家平安守護のため山頂に如意宝珠及び兜を埋め、五十三代淳和天皇の勅願により天長8年(831年)10月18日、神呪寺を開創大殿落慶したと伝えています。
御本尊の如意輪観音は、一名、融通観音ともいい、桜材の寄せ木造り彩色像で、天長七年(830年)に弘法大師が開祖如意尼の姿を写して刻まれたという秘仏で、毎年5月18日に開帳されます。新西国霊場客番の観心寺、大和の室生寺の観音とともに、日本三如意輪と称されています。
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