お得な周辺情報満載!
龍泉閣スタッフブログ
あいにくの雨・・・
楽しみにしていた湯泉神社の秋祭り『神幸祭』の神輿担ぎはあるんでしょうか?
カッパを着込んで湯泉神社に出発です。
「しゅっぱ?つっ!」
「よいしょ、よいしょっ!」
長い参道の階段を上がって、湯泉神社に到着です。
カッパの上からハッピを着て、神輿の前で撮影です。
どうやら、今日の秋祭りは小雨決行のようです。
湯泉神社には、有馬温泉を最初に発見したと言われる、大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)、それに熊野久須美命(くまのくすみのみこと)の三神が祀られています。大己貴命と少彦名命が薬草探しをしていたところ、三羽の鳥が傷ついた体を赤い湧き水で癒しているのを見て、温泉を発見したと伝えられており、拝殿の軒下には三羽の鳥の像があります。湯泉神社は、明治時代になって、温泉寺の境内から現在地の高台に移設され、有馬温泉の守り神として人々の崇拝を受けてきました。
平安時代初期に選上された『延喜式』のなかに、492ある大社の一つとして『湯泉神社(ゆのじんじゃ)』と記載されており、その歴史の古さを誇っています。
湯泉神社から有馬温泉街を神輿が巡行します。
秋祭りは、有馬保育園や有馬小学校の児童、有馬町の皆さんが参加して、盛大に開催されます。朝10時に湯泉神社を出発した神輿は有馬町内を練り歩き、午後1時に神社に宮入りします。
途中、神輿は水天宮に立ち寄りました。
水天宮には、穴虫の清水(己貴清水)と呼ばれる清烈な清水が湧き出ていて、湯泉神社の御旅所とされています。神代に、大己貴命と少彦名命がこの地に降臨されたところから、『神地己貴(しんち・あなむち)』と伝えられています。傍らに鎮座石として幅2m、高さ1mほどの石が二つあり、その一つには『青蛾石』という三字が刻まれていますが、江戸末期の修験者の書であるとされています。一般には水神さん、または、お旅所として親しまれており、秋祭りのお神輿は、"あなむちの神地"を経て湯泉神社に向かいます。
「ヨイトッ!ヨイトッ!」
有馬温泉では、「ワッショイ!」の掛け声の代わりに、良い湯にちなんで、「ヨイトッ!」という掛け声がかけられます。
「パパァ、僕も持ちたい?」
今年は、まだ小さくて神輿を担げなかったけど、来年こそは、一緒に担ぎましょう!
「ヨイトッ!ヨイトッ(*^。^*)」
大きな掛け声は、今年も出ています。
途中、自治会の人たちが各休憩所で、飲み物やおにぎりを配ってくれます。
ありがとうございました!
そのころ・・・
龍泉閣にも秋祭りの獅子頭がやってきました。
「ぎゃ? こわい? おにぃ? (>_<)」
獅子は行列を守護する役目を果たすとして、祭りの神幸祭には獅子舞がつきものです。獅子舞に頭を咬んでもらうと、その年は無病息災で過ごせると言われています。また、子供が獅子舞に頭を咬んでもらうと賢くなるとも言われています。
「ぎゃぁ?」
獅子舞が帰った後、
「おにさん、もうかえったなぁ。ちょっと、こわかったなぁ。」
子供は、強い!
有馬温泉の秋は、まだまだ、始まったばかりです。
サイトマップ ▼
お電話受付時間:10時~16時まで
〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町ウツギ谷1663