林渓寺の紅梅が咲き始めました。山門を入ってすぐ右手にあるこの梅の木は「未開紅」と呼ばれ、樹齢230余年の古木です。1781年、本山19世乗如上人(本願寺の門主)が有馬入湯の折に、梅の蕾の紅色が殊に深く、美しいのを見て名付けたものと言われています。毎年春になると、紅色の美しい八重の花が咲きます。
古くから、この梅の実を食べると子宝に恵まれるという言い伝えがあり、別名「はらみの梅」、「にむしんの梅」とも呼ばれています。(現在は老木となり、実の数は僅かとなっています。)
有馬温泉では、寒暖を繰り返しなから春の足音が近づいてきました。
春の有馬温泉ヘ、ぜひ、お越しください。