林溪寺の「未開紅」が咲きました。
未開紅は、八重咲きの紅梅で、樹齢200年以上の古木です。
この名称の起こりは、1781年、本山19世乗如上人(本願寺の門主)が有馬入湯の折に、梅の蕾の紅色が殊に深く、美しいのを見て名付けたものと言われています。
また、この梅の実を食べると子宝に恵まれるという言い伝えがあり、別名「はらみの梅」、「にむしんの梅」とも呼ばれています。
林溪寺には、未開紅の他にも、白梅やしだれ梅もあり、見頃を迎えています。金の湯前から湯本坂を少し上ると、林溪寺に到着します。昨日はお天気もよく、澄んだ青空に白や紅の梅の色が映えてとてもきれいです。梅の香りも楽しむことができます。