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龍泉閣スタッフブログ
11月2日、有馬温泉の紅葉の名所・瑞宝寺公園では、『第58回 豊公を偲ぶ有馬大茶会』が開催されています。
昨日は雨が降りましたが、今日は朝から晴れて、無事、お茶会が開かれています。
野点のある公園中央の広場の木々も色づいています。
有馬大茶会は、昭和25年に茶道の精神と有馬温泉の風致をあわせ、そのうえ有馬温泉をこよなく愛した豊臣秀吉の遺徳を偲んで始められました。
また、善福寺では、奉茶式が開催されています。善福寺は、行基が開基した曹洞宗の寺で、その後、仁西上人が再興しました。古来、有馬温泉の一之湯の灯明は、この寺から掲げたと伝えられています。ここに祀られている聖徳太子の童子像は、鎌倉時代の優れた作品で国の重要文化財に指定されています。また、阿弥陀如来像は、天竺(インド)渡りの金仏です。寺に伝わる大ぶりの茶釜は、阿弥陀堂住職の頭の形を面白がった秀吉が千利休に命じ、その形に似せて天下一与次郎という釜作りの名人に作らせたところから、『阿弥陀堂釜』と名付けられています。秀吉は千利休とともに当寺や末寺の阿弥陀堂で度々茶会を開いており、毎年11月2日には太閤を偲んで有馬大茶会の奉茶式が行われます。
有馬大茶会は、明日11月3日も開催されます。また、11月9日(金)・10日(土)・11日(日)・16日(金)・17日(土)・18日(日)の6日間には、瑞宝寺公園で、有馬福祉センター茶道部、NPO輝ありま、有馬芸妓会による『有馬温泉もみじ茶会』も開催されます。秋の有馬温泉へ、ぜひ、お越しください。
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