神代の昔、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の二神が有馬の地に降臨された折、三羽の傷ついたカラスが水たまりで水浴びをしていました。
数日してカラスの傷が癒えたのを見て、不思議に思われた二神が調べられたところ、この水たまりが実は効能たかい温泉だとわかりました。これが万病に効くという有馬温泉が世に知られる始まりです。
この後、三羽のカラスと二神は有馬の守護神として崇められています。
願の庭には三羽烏と行基上人の像があります。また、大己貴命と少彦名命は湯泉神社に祭られています。