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龍泉閣スタッフブログ
小さな頃から、司馬遼太郎さんの作品が大好きでした。
竜馬がゆく、燃えよ剣、国取り物語、峠・・・などの長篇
酔って候、王城の護衛者、アームストロング砲、馬上少年過ぐ・・・などの短篇
ほとんどの本を読んだつもりでしたが、『司馬遼太郎短篇全集』という作品集を本屋さんで見つけました。
昔発表されたまま、いままでの全集に掲載されていない作品が、まだまだ、たくさんありました。
その中に・・・
「妬(うわなり)の湯!!!」
これは、ひょっとして、有馬温泉が舞台の作品では・・・
そうです。有馬温泉の中の『妬泉源』を舞台にした幕末の話があったのです。
これは買って帰ろう(*^_^*)
さて、現在の妬泉源ですが、
有馬の中心湯本坂を上っていくと、妬(うわなり)神社の赤い鳥居があります。昔は、直ぐ側の小さな井戸から温泉が湧いていましたが、これが非常に古い『妬(うわなり)泉源』で、有馬の昔話によると、次のような言い伝えがあります。
昔々、ある人妻が夫に愛人がいるのを突き止めて、愛人を殺し自分も深い温泉に身を沈めました。その血生臭い出来事から後は、美しい女性が着飾ってこの温泉の側に立つと、湯が嫉妬して激しく湧き出したため、嫉妬深い湯だという意味で『妬湯(うわなりゆ)』と呼ぶようになり、そこに妬神社が建てられました。その後、この湯が涸れたため、すぐ裏手に新しく泉源が発掘され、『新妬(うわなり)泉源』と呼ばれています。
この作品、
面白かった・・・
子宝の湯、有馬温泉と妬泉源の伝説をうまく組み合わせた作品でした。
有馬温泉の地名や昔話、旅館がたくさん出てきて身近に感じました。
この作品のほかにも、有馬温泉を舞台にした小説が、過去にたくさん発表されています。
有馬温泉や神戸、六甲山に関する本の一覧のページも制作していますので、ぜひご覧ください。
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