宝塚市は、有馬温泉から東に10km足らずの所に位置しており、車やバスを利用すると、約30分で到着します。住宅地が広がる南部の市街地と、豊かな自然に囲まれた北部の農村地域に分かれています。
大阪や神戸からも電車で約30分と交通アクセスがよく、年間1000万人以上の観光客が訪れています。「歌劇と温泉の町」として知られている他、安産祈願で人気の中山寺や、カマドの神様として有名な清荒神など、古い歴史を持つ神社仏閣が数多くあります。 さらには、手塚治虫記念館、阪神競馬場、遊園地、ゴルフ場などの観光資源にも恵まれています。今回の有馬ナビでは、宝塚の観光スポットと有馬温泉の秋のイベントをご紹介します。 ぜひ秋の有馬温泉〜宝塚にお越しください。 |
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宝塚大劇場は、宝塚音楽学校を卒業した約400名の女性で構成する宝塚歌劇の専用劇場です。
年間8公演を行い、毎年平均して約110万人の観客を動員しています。 オーケストラによる生演奏や26段もある大階段、銀橋、迫り出しなどを駆使した大掛かりなステージは見ごたえ十分で、豪華な衣装を身にまとったタカラジェンヌのレビューも見事です。 1914年に誕生して以来、“清く・正しく・美しく”をモットーに、「花・月・雪・星・宙」の5組が演じる華麗なステージは、多くのファンを魅了してきました。 中でも、「ベルサイユのばら」は大好評を博し、タカラヅカの名を不動のものにしました。 1993年には、豪華な内装と最新の舞台装置を備えた大劇場がオープンしました。
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手塚治虫記念館は、宝塚育ちの世界的なマンガ家、手塚治虫を記念して1994年に新設されました。
1階には彼の肉筆本などを展示し、映像ホールではオリジナル・アニメを上映しています。 2階のライブラリーでは「鉄腕アトム」、「ジャングル大帝」、「リボンの騎士」など手塚マンガの全作品が閲覧できます。 また、地下工房では簡易アニメーションの制作体験も出来ます。
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鉄斎美術館は、清荒神の境内にあります。
日本の最後の文人画家と言われる富岡鉄斎は、独自に南画の世界を拓いた近代日本画壇の巨匠です。 彼と親交の深かった先々代の住職、坂本光浄法主が半世紀以上にわたって蒐集した作品を系統的に公開展示しています。 所蔵作品は、絵画、書を始め、絵付けを施した器物など、晩年の傑作を中心に約1,200点もあります。
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カー・レーサー気分で風を切って、気持ちよく走りましょう。
8歳以上なら運転免許がない人でもカートが気軽に楽しめます。たからづかカート・フィールドは、全長510mのコースで、大小13のコーナー、直線110mという宝塚市で初めての本格的なカート専用サーキットです。 初心者でもカートを体験できるレンタル・カートがあり、ヘルメットやレーシング・スーツなども手軽にレンタルできます。また、周囲は自然に囲まれていて、四季折々の風情も楽しめます。
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宝塚ガーデンフィールズは英国風の庭園やペット・パークからなる憩いの空間です。
四季折々の草花に囲まれて、可愛い犬たちと、ゆとりの時間を過ごせます。 レストランやカフェで寛いだ後は、ガーデン・ショップやペット・ショップでのお買物をお楽しみください。 |
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宝塚の山本地区は古くから植木栽培が盛んで、千年の歴史があると言われており、明治以降は日本三大植木産地として有名です。
あいあいぱーく(イングリッシュ・ガーデン)は17世紀頃の英国の地方都市、サリー郊外の田園地帯の旧家の雰囲気を再現しています。 オーク材の建物と気さくなスタッフがお迎えする、英国風ガーデニングのテーマパークで、花と緑の商品や情報が満載のスポットです。 ガーデニング関連の書籍1000冊を揃えたライブラリー、最新トレンドを取り入れた広大なガーデニング・モデル展示場、ショップなどの他に、寄せ植えなどの体験工房もあります。
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阪神競馬場は、一連のクラシック・レースの幕開けを飾る4月の“桜花賞”、ファン投票で選ばれた名馬が集結する6月の“宝塚記念”など、ファン注目の熱戦を展開する舞台として有名です。
雄大な建物はパドックとともに、チョウが羽根を広げたような大屋根でおおわれ、宝塚のランドマークの一つとなっています。 広大な敷地には緑濃い森の遊園地や美しい庭園があり、競馬のない平日にも利用でき、ファミリーやグループの格好のレクリエーションの場となっています。乗馬センターのポニーも子供たちのアイドルとして人気の的です。
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大本山中山寺は、1400年前に聖徳太子によって建てられた日本初の観音霊場です。伽藍は度々の兵火のため消失しましたが、1603年に豊臣秀頼によって現在の本堂が再建されました。
このお寺に参拝すると西国三十三ケ所の全札所を巡礼したのと同じ功徳があると伝えられています。 安産祈願にもご利益があり、全国から大勢の人がお参りに訪れます。 カヤの木から彫り出された本尊の十一面観音菩薩立像を始めとし、国や県の重要文化財が数多く祀られています。
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清荒神清澄寺は、「荒神さん」の愛称で親しまれる真言三宝宗の古刹で、平安時代初期、896年に宇多天皇の勅願によって建立されました。
同天皇から『日本第一清荒神』の称号を受けたことから、「かまどの神様」、「火の神様」として信仰を集め、境内には大小さまざまな火箸が奉納されています。 毎月27・28日の例祭日、1月の初荒神、年末の納荒神には、商売繁盛を祈願する大勢の参詣者が境内はもちろん、数多くの店が軒を連ねる参道まで埋め尽くします。 本尊の大日如来坐像は国の重要文化財となっています。
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鷹尾商店は、龍泉閣で使用している手作りの田舎味噌を販売しているお店です。
清荒神の参道にある小さなお店ですが、味は絶品です。 鷹尾商店は上質な麹(こうじ)をたっぷり使った手作り田舎味噌を中心に、もち麩、梅干、紅しょうが、甘酒などなどの健康食品を販売しています。
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宝山寺は、その昔、天竺で金剛摩尼法を修得し、中国から百済を経てやって来たインド僧、法道仙人の開基と伝えられています。
花山法皇による観音霊場巡礼再興の折、第13番札所に定められました。 毎年8月14日の夜になると、灯籠会の一種で疫病・悪霊よけの行事、「ケトロン祭」が行われます。 この祭りは、本尊にまつわる千数百年前の伝説が今日まで受け継がれたもので、市の無形民俗文化財です。
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波豆八幡神社は、桜の名所である「千刈水源池」の北岸中央に突き出た丘陵の大社叢に囲まれた神社です。
応神天皇を祭神とし、本殿は、柿葺き(こけらぶき)の三間社流造りの大規模なもので、両妻に扉を開いた形態では最古のものとされており、国の重要文化財に指定されています。
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普明寺は、龍馬神・雨ごい伝説の寺で、源満仲の第四子 頼平が開山したと伝えられています。
珍しい椿の古木や堂の周りに野生している九輪草(さくら草の一種)などが四季折々に咲き、自然の中で心安らぐ寺となっています。
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万年坂の地蔵石仏は、鎌倉時代の優れた作品で、花崗岩に地蔵仏を彫り込んでいます。市の指定文化財です。
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平安時代、花山法皇により創設されたと伝えられる観音霊場巡りの道は、那智
青岸渡寺(せいがんとじ)を1番札所とし、岐阜 華厳寺(けごんじ)に至る三十三ヶ所です。
中山寺は24番札所で、23番の勝尾寺から25番の播州清水寺に至るまでの道筋が「巡礼街道」と呼ばれています。 江戸時代以降、一般民衆の間でも巡礼信仰熱が高まり、人々が行き交うようになりました。その巡礼街道が今も、長尾連山の山麓に当時の面影を残しているのは宝塚市だけであり、史跡としても貴重な遺産が山本から清荒神一帯にあります。
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接木という園芸史上画期的な技術開発を実用化した坂上善太夫は、長尾地区の出身で阪急山本駅の西100mの所に彰徳碑が建てられています。
碑名は、太閤秀吉から贈られた「木接太夫」の文字が刻まれ、この地が植木の名産地であることのシンボルとなっています。
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松尾神社は、征夷大将軍、坂上田村麿を武神と崇めて創建されたと言われています。
本殿は市の文化財に、一位樫のある境内は自然環境保全地区に指定されています。 江戸時代には代々将軍家の崇敬を受け、将軍交代の折には守護弓として新製の弓を献上していました。
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泉流寺は、土地の人に「眠り観音」と親しまれ、眠りに関する悩みや、病気で苦しむ人たちを救ってくれる観音様です。
北摂の名刹だったのですが、江戸時代に観音堂を残して全てが消失してしまいました。 のち加賀前田家の人が再建して、一時格式も高まりました。 本尊は市指定文化財です。
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国道176号線が走る小浜の交差点の北、皇大神社を中心とした一角は、戦国時代に毫摂寺の寺内町で武装都市として誕生し、江戸時代には小浜の宿と呼ばれ有馬街道の宿場町として栄えたところです。
今でも虫蘢風の二階窓の民家などに当時の雰囲気を留めており、本陣や馬の乗り継ぎ所であった馬借、宿屋の跡をたどることもできます。 また、首から上の病を直してくれると言われる「首地蔵」も小浜にあり、最近では、頭が良くなるということで受験生にも人気があります。 また、2001年に小浜郷土制作工房がオープンしています。
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聖徳太子が四天王寺を建立され、念仏三昧に入られた時、はるか武庫山の上に弥陀・観音・勢至の三尊が降臨されるのを感得され、七つの寺々を建立し観音菩薩像を安置されたと伝えられています。
武庫の七寺の伝承では、塩尾寺には十一面観音菩薩が祀られました。 その昔、貧しい女の熱心な祈願で大柳の下から塩辛い霊水が湧き出し、これが宝塚温泉の根源と言い伝えられています。
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伊和志津神社は、醍醐天皇の御世、927年に纏められた「延喜式神名帳」にその名を残す由緒深い神社です。
祭神の須佐男命は和歌・学問・開発・縁結びの神で、境内神社に安産と水商売の「宝塚水天宮」もあります。本殿は市の文化財で、3000坪の広さの境内は憩いの森として市民に愛されています。
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西宮から宝塚の小浜宿へ至る西宮街道沿いに平林寺と宝塚神社が並んでいます。
平林寺の本尊は、室町時代初期のものと見られる寄木造りの釈迦如来坐像で、市の指定文化財です。 また、鎌倉時代中期に造られた花崗岩製の石造露盤も市の文化財に指定されています。 隣の高台にある宝塚神社は、景勝で知られ、初日の出を拝むには絶好の地です。 1月10日の「宝塚えびす」は大いに賑わいます。
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田畑の残る住宅街の一角に憩いの森として鎮座している「素盞嗚神社」は、たび重なる武庫川決壊の被害を受けた村人が氏神として素盞嗚命を祀り、祈願したのが縁起と言われています。
江戸時代前期の優れた神社建築の一つで、本殿・相殿は県の重要有形文化財となっています。
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山梨県の豪商に生まれ、慶大卒後、作家を志したが、三井銀行に入社。
後に箕面有馬電気軌道専務に就任、独創的発想で日本初の田園都市型構想を実現させ、1927年に阪急急行電鉄と改称した阪急電鉄の前身の社長に就任。 宝塚少女歌劇、東宝映画などを創設する一方、東横電鉄などの経営に参画。 商工大臣や国務大臣(戦災復興院総裁)も務め、“今太閤”と呼ばれた。 |
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大阪府の生まれ、5歳で宝塚に移り大阪大医学専門部を卒業。
在学中、赤本にストーリー漫画“新宝島”を描き、ベストセラー作家になる。 以来、漫画家の道を歩み、第一人者となった。 また、アニメや映画、出版など多角的な活動を行った。 医師免許を取得後、医学博士の称号も得た。 |
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芦屋市生まれ。聖心女子大卒後、仏伊両国に留学、イタリア人編集者と結婚。夫の死を機に帰国後は上智大で長年、比較文学研究や翻訳に専念した。
勧められるまま書いた初のエッセイ「ミラノ霧の風景」で女流文学賞に輝いた時は、62歳。 以後、「ヴェネツィアの宿」、「ユルスナールの靴」など、自らの心の軌跡を味わい深い文章に託した名品を多数残した。 |
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静岡県生まれ。浅草オペラに引かれ、岸田辰彌に弟子入りして新星歌劇団の舞台を踏む。やがて岸田とともに宝塚歌劇団の演出家になる。
岸田作の日本初のレビュー「モン・パリ」を1人で振り付け、ラインダンスも初めて取り入れた。 欧米留学後の「パリゼット」が大当たり、自ら作詞した主題歌「すみれの花咲く頃」は宝塚のテーマになっている。 百数十本を上演し、宝塚調レビューを確立した。 |
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東京生まれ。長野県の高女を中退して宝塚歌劇団に入団、戦後の男役として歌にダンスに大活躍した。
宝塚に在籍のまま東宝映画「東京の門」に出演、「モルガンお雪」で日本初のミュージカル女優になる。 歌手としても「愛の讃歌」、「ラストダンスは私に」など多数の持ち歌があり、夫の内藤法美が作曲した「誰もいない海」もヒットした。戦後を代表するエンターテイナー。 |
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佐賀県生まれ、早稲田大卒後、大阪の渡辺節建築事務所に入所、14年間、主任設計技師として実務に従事、2度の欧米留学後に独立。
商業建築への理解と独自の形式美を見せ、数奇屋建築にも才能を発揮した。 京都都ホテル、広島の世界平和記念聖堂のほか、阪神大震災で全壊した神戸新聞会館などがある。 日本建築家協会会長などを務め、文化勲章を受賞。 |
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鳥取県生まれ、神戸育ち。戦後、宝塚歌劇団の娘役として春日野八千代とのコンビで活躍。その後、映画界に入り、大映「処女峰」でデビューし、“百万ドルのえくぼ”の清純派として売り出す。
夫となる新藤兼人の初監督作品「愛妻物語」で演技に開眼、「原爆の子」や「裸の島」に出演、徹底したリアリズムで人間存在の本質に迫る役柄に挑戦。 「絞殺」ではヴェネツィア映画祭の最優秀主演女優賞を受賞。 |
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金の湯オープンを記念して昨年度行われた競技型イベント、およびウォーク・ラリーを下記の要領で今年も開催します。
皆様のご参加をお待ちしております。
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自然に恵まれ、歴史的な街並みの残る有馬温泉です。
有馬での思い出を様々な四季を通して描いてください。
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今回の有馬ナビでは、「宝塚」の観光スポットと「有馬温泉の秋のイベント」をご紹介しました。 四季を通じて、いつも賑わっている有馬温泉へぜひお越し下さい。(2004/9/30) |
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