「六甲山牧場」は、神戸市街地の背後にそびえる六甲山上に広がる高原の牧場です。
牧場内では放牧している羊やヤギたちと触れ合うことが出来ます。 南ゾーンには「神戸チーズ館」や「まきば夢工房」があります。ここでは、チーズの製造工程の見学、およびチーズ料理、畜産製品や羊毛クラフト体験をお楽しみいただけます。 また、レストハウス売店前では六甲山牧場の乳牛から搾った牛乳で簡単なバター作りに挑戦できます。
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今から100年ほど前に最盛期だったオルゴール(Musical Box)をはじめ、各時代、各国の暮らしの中で使われていた自動演奏楽器を多数収蔵している「オルゴール・ミュージアム」です。
1日7回の定期コンサートを行っていて、手回し式オルガンの演奏にも参加することが出来ます。
右:1992年 アメリカ製 「アンコール・オートマティック・バンジョー」
高山植物園は、ホール・オブ・ホールズ六甲に隣接しています。 |
海抜865mと、六甲山頂より少し低い位置にある当植物園では、北海道南部に相当する気候条件を利用し、世界各地の高山植物園や寒冷地植物園から集められた珍しい草花、六甲山の自生植物、その他の地方の山野草など約1500種を栽培しています。
四季折々の景色を眺め、さまざまな草花をゆっくりと鑑賞しながら六甲山の清々しい涼風に吹かれて散策すると、気分もリフレッシュします。
散策後は、山小屋風の喫茶店「エーデルワイス」に立ち寄り、ちょっと一休みというのがオススメです。
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六甲山は1つの山の名前を示すのではなく、海抜931mの六甲最高峰を主峰とした山塊の総称で、西宮の甲山から須磨の鉢伏山まで屏風状に連なっています。
約100年前に、イギリス人グルーム氏により六甲ゴルフ場が開設されて以来、神戸市街地に近くて然を手軽に楽しめる施設のある観光スポットとして多くの人々が訪れ、1956年には、国立公園に指定されました。 六甲山から眺めた神戸の夜景は、函館・長崎の夜景と共に日本三大夜景に挙げられています。「百万ドルの夜景」という言葉が使われたのは神戸が最初だと言われています。終戦後数年過ぎた頃、六甲山から見下ろした時に見える神戸の電灯の数がおよそ496万個でした。1ヶ月の電気代が、当時のレートでドルに換算するとおよそ百万ドルだったのです。 その後、神戸の発展とともに電灯の数も増え、「千万ドルの夜景」に昇格しました。 「元祖百万ドルの夜景スポット」とされていたのが、六甲有馬ロープウェイ・六甲山頂カンツリー駅から徒歩約8分にある「六甲山展望パレス」でした。
ここが2003年4月に、庭園施設「六甲ガーデンテラス」としてリニューアル・オープンしました。 欧州の山間にある田舎町をイメ―ジしたテラスの敷地内には、カフェやおしゃれな雑貨ショップなどがあり、新名所として賑わっています。 高さ11mもある「見晴らしの塔」を始め、至る所から素晴らしい景色を眺められます。展望台が張り出しているので、大阪方面は視界をさえぎるものはありません。 ここには望遠鏡もあり、淡路島、関西空港など、大阪湾周辺を広く遠望できる国内最大級の展望スポットになっています。 六甲ケーブルの山上駅に隣接した、数ある六甲山の大夜景鑑賞ポイントの一つで、神戸への観光客が最も訪れる展望台です。
1981年に昭和天皇がお立ち寄りになられたことを記念して「天覧台」と名付けられました。 駐車場と展望台が24時間無料開放されているので、手軽に訪れることが出来、売店や喫茶店もあるため、昼夜を通じにぎやかな場所です。 お天気の日には、東には関西空港や大阪市街地、西には明石海峡大橋や淡路島などが遠望できます。 また、眼下の神戸市街地から六甲アイランド、HAT神戸、ハーバーランド、ポートアイランドなどの神戸の人工島もよく見えます。 摩耶山の展望台は、星が掬えるほど景色が美しいというので、掬星台と名づけられ、眺望は抜群です。
「日本三大夜景」に挙げられているのがこちらのスポットです。 広々とした広場が隣接しており、南側に張り出しているので、大阪湾周辺から神戸三宮、兵庫、長田方面まで迫力満点の夜景がよく見えます。まやロープウェイが復旧し、レストランもできましたが、夜間、訪れる人は、まだ少なめです。 六甲山頂からは大分離れていますが、見に行く価値は十分にあります。ただし、手前の「オテル・ド・摩耶」前から自動車の通行が禁止されており、約10分歩く必要があります。 7月7日には「天の川」に見立てた“光り輝く遊歩道”(長さ50m、幅10m)が完成します。 蓄光材で舗装しているため、昼間に溜めた日光が夜間輝きます。 また、霧にレーザー光線を当てる「オーロラ」ショーも6月下旬〜7月上旬に上演の予定です。 掬星台に最寄りのまやロープウェイ「星の駅」2階に2001年にオープンしたのがダイニングカフェ“MAYA・TERRACE”(マヤ・テラス)です。
22席ある、ここのオープン・デッキでは、夜風に当たりながら最高のロケーションの中で、フランス風の創作料理を味わえます。 また、43席ある室内席もほとんどが窓側カウンター席になっています。
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次回の有馬ナビ皐月号では、新緑がまぶしい「六甲山観光ロープウェイ・バージョン」のご紹介です。 雪見風呂、お花見、沙羅の花、蛍の群舞、紅葉と、いずれの季節でも見所一杯の有馬温泉〜六甲山にぜひお越し下さい。(2005/03/26) |
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