芦屋の観光スポット

今月号の有馬ナビでは、有馬温泉の南隣にある芦屋市の観光スポットを特集します。芦屋市は、人口が約9万人という小都市ですが、神戸と西宮の間に位置する高級住宅地として有名で、美術館や文学館などの施設が数多くあります。また、千年以上の昔から言い伝えられている数々の伝説にまつわる歴史ファン向けのスポットにも恵まれています。
大勢のお客様に全国各地から芦屋〜有馬温泉にお越しいただけますよう、龍泉閣スタッフ一同お待ち申し上げております。

芦屋市立美術博物館 エンバ中国近代美術館 虚子記念文学館 谷崎潤一郎記念館 俵美術館 滴翠美術館 富田砕花旧居 ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅) 芦屋神社 阿保山親王寺 打出天神社 会下山遺跡 大楠公戦跡碑 芦屋の伝説 岩ヶ平公園(モンテベロ・バラ園) 高座の滝 芦屋ロックガーデン 東六甲展望台 マップ
芦屋の観光スポット

美術館・文学館巡り

芦屋市立美術博物館

芦屋市立美術博物館

市立美術博物館は、芦屋市の歴史と美術について紹介している複合美術博物館です。芦屋川の東側の閑静な住宅地にあり、谷崎潤一郎記念館と市立図書館に隣接しています。歴史部門には、芦屋市の歴史を紹介するコーナーや、芦屋市内で発掘された土器類や古文書などが展示されています。美術部門では、芦屋市を拠点に活動していた小出楢重や菅井汲、吉原治良などの画家や中山岩太などの写真家など、芦屋ゆかりの芸術家たちの作品を数多く展示しています。

芦屋市立美術博物館

館外の前庭には巨石のオブジェがありますが、その傍らに小出画伯のアトリエが復元されており、愛用の画材や著作の原稿などが常設展示されています。ミュージアム・カフェがそのアトリエに直結しており、美術館への入館者以外でもご利用できますので、小出画伯のファンにはオススメのスポットです。

アクセス「阪神芦屋駅」から徒歩15分。または、阪神芦屋駅・JR芦屋駅前から阪急バス20・26・29・31・32・36系統に乗車し、「緑町」バス停で下車すぐ。
開館時間10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日月曜日(祝日の場合は開館)
入館料常設展:大人300円、高校・大学生200円、中学生以下無料
(特別展は別料金)
駐車場19台分(1時間まで無料、30分毎に100円)
TEL0797-38-5432

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エンバ中国近代美術館

エンバ中国近代美術館

1980年、実業家 植野藤次郎氏がその大邸宅を使用した美術館を開設しました。六甲山麓にある敷地内には、「芦屋奥池倶楽部」があり、ここでは陶芸教室やテニスコート等の施設が整っています。
この美術館では、日中間の交流の中で、中国側から譲渡された美術工芸品を数多く展示しています。特に、景徳鎮(けいとくちん)を始めとする中国諸窯の陶磁器、斉白石や呉作人ら20世紀の絵画、染織物、刺繍、工芸品など、清朝末期から現代まで、約1万点にものぼる近代中国の芸術家の作品が中心になっています。また清時代の刺繍3000点のコレクションは、中国以外では最大級のものです。

アクセス阪急・芦屋川駅より阪急バス「有馬・奥池・芦屋ハイランド行き」に乗車、「奥池」バス停で下車すぐ。
開館時間10:00〜16:00(入館は15:30まで)
休館日火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
※1〜3月、8月:月〜木は休館
入館料大人500円、高校・大学生300円、小中学生100円
駐車場10台分(無料)
TEL0797-38-0021

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虚子記念文学館

虚子記念文学館 虚子記念文学館

芦屋川の西岸を海側に向かうと、閑静な住宅地の中に、現代俳壇の巨匠である高浜虚子に関する資料の保存と展示を行っている「虚子記念文学館」があります。虚子の直系の孫で、俳誌「ホトトギス」の主宰者である稲畑汀子氏の邸宅に隣接して2000年春に開館しました。
館内には、虚子の足跡をたどる資料が5テーマに分けて時代順に展示されています。その他に、虚子が師と仰いだ正岡子規との往復書簡や「ホトトギス」に連載されていた夏目漱石の「我輩は猫である」の直筆原稿など貴重な文学資料を多数所蔵しています。また、多目的ホールでは俳句会などが開催されています。

アクセス阪神芦屋駅より芦屋川の西岸を海側へ徒歩12分。
開館時間10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
入館料大人500円、18歳以下300円
駐車場4台分
TEL0797-21-1036

高浜虚子三代句碑

高浜虚子三代句碑

阪急とJRのほぼ中間に位置する芦屋川西岸の月若公園には、高浜虚子と芦屋市のつながりを記念する句碑があります。1979年に芦屋川上流の桜御影石を使って建てられたもので、虚子・年尾・汀子の親子孫三代の俳句が刻まれています。

咲きみちてこぼるる花も無かりけり(虚子)
六甲の端山に遊び春隣(年尾)
目に慣れし花の明るさつづきをり(汀子)

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谷崎潤一郎記念館

谷崎潤一郎記念館

芦屋を舞台にした小説を数多く手がけた文豪・谷崎潤一郎の記念館が1988年オープンしました。館内には名作「細雪」などを筆頭に、多くの自筆原稿や書簡・書籍・愛用していた小物などを展示しています。寄せ棟、日本瓦葺の建物や、谷崎潤一郎の趣向を取り入れ、京都「潺湲亭(せんかんてい)」の庭を模した日本庭園なども一見の価値があります。
館内には、谷崎松子夫人や渡辺千萬子をはじめとする遺族や収集家から寄贈された資料を中心に、谷崎潤一郎の生涯と作品を知ることのできる原稿、書籍、日用品などが展示されています。

アクセス阪神芦屋駅より南東へ徒歩15分。
開館時間10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日月曜日(祝日の場合は開館、翌日が休館)、年末年始
入館料大人300円、高校・大学生200円、中学以下無料
駐車場隣の美術博物館・図書館の駐車場(1時間まで無料、30分毎に100円)
TEL0797-23-5852

細雪碑

細雪碑

阪急芦屋川駅の直ぐ北にある開森橋の東側、山手幼稚園の北側に、「潮見桜」と名付けられた在原業平ゆかりの桜と並んで『細雪碑』が建っています。この文学碑は、1986年に谷崎潤一郎の生誕100年を記念し、芦屋川から運ばれてきた花崗岩で建てられました。題字の"細雪"は谷崎夫人の書です。裏面には、小説「細雪」の中で、1938年の阪神大水害による芦屋川の氾濫について述べた箇所が刻まれています。

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俵美術館

俵美術館

墨壷と筆入れから出来ている、江戸時代の携帯用筆記具である「矢立て」を始めとして、俵正市氏が収集した約1500点の工芸品を常時展示しています。日本唯一の矢立美術館として千両箱・三味線・ピストルなどをかたどった珍しい矢立てを約150点展示しており、蒔絵・らでん・七宝などの手法が用いられた工芸品の美しさを見ることができます。安藤広重の「東海道五十三次(保永堂版全55点)」や根付け、刀装具、煙草入れ、髪油壷などが順次公開されています。

アクセス阪急芦屋川駅より南へ徒歩2分。
開館時間10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日月曜日(祝日の場合は開館、翌日が休館)、7/11〜8/10・12/11〜1/10
入館料大人・大学生600円、中学・高校生400円、小学生300円
駐車場1台(無料)
TEL0797-23-2878

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滴翠美術館

滴翠美術館

1964年に、芦屋の山の手にある大邸宅を改装して、陶芸美術館がオープンしました。戦前の大阪財界の重鎮であった三和銀行の前身である元山口銀行頭取の山口吉郎兵衛氏(雅号滴翠)が収集した江戸時代の人形、カルタ、羽子板を始めとして、京焼、紀州焼の陶芸の名品など、1500点以上の日本美術の傑作を所蔵しています。また、美術館の敷地内には、恵まれた自然環境の中で陶芸教室が併設されています。当窯は会員制ですが、一日体験教室も随時開講しています。

アクセス阪急芦屋川駅より芦屋川の西岸を北西へ徒歩8分。
開館時間10:00〜16:00(入館は15:00まで)
休館日月曜日、夏季・冬季
入館料大人600円、高校・大学生400円、小中学生200円
駐車場無料
TEL0797-22-2228

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富田砕花旧居

富田砕花旧居

「兵庫県文化の父」と呼ばれた富田砕花は、岩手県出身の詩人で、1921年に芦屋に定住し、「歌風土記 兵庫県」などの著書があります。また、砕花の旧居は、文豪・谷崎潤一郎が彼の移住前に住んでいたことで有名で、その住時の面影をよく伝えています。この建物は、「富田砕花旧居」として公開されており、砕花の遺品や原稿、書簡など貴重な資料を展示しています。

アクセス阪神打出駅より西へ徒歩5分。
開館時間水・日曜日の10:00〜16:00(入館は15:00まで)
休館日月・火・木・金・土、12/25〜1/4、8/13〜19、10/17
入館料無料
駐車場無し
TEL0797-38-5432

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ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)

ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)

旧東京帝国ホテルなどを手がけ、二十世紀最高の建築家の1人と言われる米国出身のF.L.ライト氏に灘の酒造家・山邑(やまむら)太左衛門が別荘として設計を依頼した建物です。1924年に完成した大邸宅で、彼の住宅建築としては、日本で唯一ほぼ完全な姿で現存するものです。大谷石の感触を活かした幾何学的な装飾のある建物は、芦屋川上流の高台にあり、ここから芦屋の市街地と大阪湾が一望できます。1974年に国の重要文化財に指定され、1989年からは一般公開されています。

アクセス阪急芦屋川駅より芦屋川の東岸を北へ徒歩10分。
開館時間10:00〜16:00(入館は15:30まで)
休館日月・火・木・金(水・土・日・祝日は、開館)
入館料大人・大学生500円、小・中・高校生200円
駐車場若干台数
TEL0797-38-1720

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神社・歴史探訪スポット

芦屋神社

芦屋神社

阪急芦屋川駅から北東に15分ほど坂道を上っていくと、市民プールの手前に芦屋神社があります。途中の高台からは、神戸・芦屋・西宮の市街地や大阪湾が一望できます。境内は赤マツや黒マツ、カシなどの木でおおわれており、春には桜が満開になる頃に紅色の可愛らしい花が、いっぱい咲きみだれますが、これが芦屋市の市花である「コバノミツバツツジ」です。また、境内には、古墳時代後期の横穴式石室古墳が残されています。
ご祭神は、天穂日命(アメノホヒノミコト)、天照大神(アマテラスオオミカミ)、須佐之男命(スサノオノミコト)など17柱の神々です。天穂日命は、天照大神の第2皇子で、出雲大社の神主でした。芦屋神社の御神徳は、縁結びと受験合格で知られています。

猿丸太夫の墓

猿丸太夫の墓

芦屋神社の境内には、三十六歌仙の一人に数えられる平安初期の歌人「猿丸太夫」の墓と伝えられる碑があります。

奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声を聞くときぞ秋は哀しき(猿丸太夫)

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阿保山親王寺

阿保山親王寺

阪神打出駅から東へ3分歩くと、国道43号線の北側に阿保山親王寺があリます。この寺の言い伝えでは、芦屋と関係の深い著名な歌人・在原業平の父である阿保親王がこの地に住んでいたことから、844年に阿保親王の菩提寺として建てられたとされています。阿保親王に関しては正史に記述がありませんので、この寺に伝えられる古文書で確認する他なさそうです。また、江戸時代に書かれた「阿保山親王寺縁起」や古鏡・銅鐸などが宝物として伝えられています。

阿保親王塚

阿保親王塚

JR芦屋駅の北東へ約1キロ歩くと大木の茂る森があり、ここに阿保親王塚と伝えられる古墳があります。江戸時代に古墳の改修工事をした時、近くから鏡が出てきましたが、その大半は、親王寺に保管されています。この古墳は、約1500年前に築造されたと考えられています。阿保親王の没年(842年)よりも数百年も古く、阿保親王の墓とされた理由は不明です。

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打出天神社

打出天神社 打出天神社

阪神打出駅の少し北に打出天神社があります。今から1100年ほど前、右大臣・菅原道真は、天皇への反逆を企んでいると、政敵に讒言され、九州・太宰府に流され、2年後に恨みをのんだまま59歳で没しました。道真の死後、都では天災が続き、政敵の一門に死者が続出したため、人々は道真の怨霊の仕業だと恐れました。朝廷では道真の霊を鎮めるために、神社を造営して、道真を祀りました。道真は、6歳で和歌を詠み、11歳で漢詩を作るなど、幼い頃から大変な秀才で、55歳で右大臣にまで出世します。こうした輝かしい経歴から、受験の神様として全国各地で祭られるようになりました。

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会下山遺跡

会下山遺跡 会下山遺跡

阪急芦屋川駅の直ぐ北にある開森橋を通り過ぎて左手の道を進むと、左側に山手中学校があります。1956年、この中学校の裏山で植物園を造成中に遺跡が発見されました。約1900年前の弥生時代の高地性集落跡で、住居や祭祀場、墓地などの遺跡が残されています。今では、遺跡公園として整備され、7つの住居跡と2つの祭祀場、復元された高床式倉庫一棟の見学が可能です。

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大楠公戦跡碑

大楠公戦跡碑

1336年2月、京都での戦いに敗れた足利尊氏の軍勢が兵庫を経由して海路で九州に逃れようとしましたが、その際に、打出の浜で待ち構えていた後醍醐天皇に味方する楠木正成の軍勢に手ひどく敗れます。しかし、その約100日後に九州から反撃に出てきた足利尊氏軍は、神戸の湊川の合戦で楠木正成軍を破ります。「大楠公戦跡碑」は1936年、地元の精道村の村民が楠木正成の戦没後600周年記念事業として建てたもので、阪神打出駅の北、国道2号線沿いの楠町のこんもりとした木立の中にあります。なお、楠町という町名も楠木正成の名にちなんで名付けられたと言われています。

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芦屋の伝説

打出小槌町(阪神打出駅の北西側)

「打出の小槌」伝説
昔々、芦屋の沖に竜神が住んでおり、朝廷に、打ち振ると何でも願い事が叶うという小槌を献上したそうです。この宝の小槌が打出の浜の長者の手に伝わりましたが、鐘の音が聞こえると、打ち出した宝物をすべて失ってしまったそうです。

打出町(阪神打出駅の南東側)

「打出」の地名も、打出の小槌の伝説から名付けられたという説がありますが、その他に、打出の浜は、昔、京都から中国地方に向かう旧西国街道がここに至って初めて海辺に打ち出でるというので、「打出」という地名になったとも伝えられています。

業平町(ルナ・ホールや芦屋市民センターの付近)、業平橋(国道2号線、芦屋川)

業平橋

在原業平は、平安時代初期(9世紀)の代表的な歌人です。父の阿保親王が芦屋の里に暮らしていた時に生まれ、皇族から臣下となり在原氏を名乗りました。最古の歌物語である「伊勢物語」には、芦屋の里に住んでいるという意味の歌が納められています。
※業平の別荘跡(市民センター南側)、※業平の歌碑(芦屋川東岸、大正橋近くの松ノ内緑地)

公光町(芦屋警察署の付近)、公光橋(阪神芦屋駅の北側)

公光橋

昔、伊勢物語に強く惹かれた公光(きんみつ)という若者が芦屋に住んでいましたが、夢の中で在原業平と楽しく語らい、舞や音楽に興じたという言い伝えがあります。この伝説の若者は、平安時代末期(12世紀)に実在した歌人、藤原公光という説が有力です。
※業平と公光の祠(阪急芦屋川駅の南、月若公園の北側の道を少し西へ行く)

楠町(阪神打出駅の北、国道2号線沿い)

1336年、足利尊氏の軍勢が兵庫を経由して海路で九州に逃れようとした際に、打出の浜で待ち構えていた楠木正成の軍勢に敗れました。この時に主な戦場となった所が楠木正成にちなんで楠町と名付けられたと言われています。

金津山古墳(阪神打出駅の少し北、春日町)

金津山古墳

昔、芦屋に住んでいた阿保親王は、村人たちに大層慕われていました。親王は、「親善災害などで困ったら、この塚を掘って役立てなさい」と金津山(かなつやま)とか、黄金塚(こがねづか)と呼ばれる塚に宝物を埋めたとされており、次のような歌が伝えられています。

朝日射す入り日(いりび)かがやくこの下に金(こがね)千枚、瓦万枚

潮見桜(阪急芦屋川駅の直ぐ北にある開森橋の東、山手幼稚園の北側)

「細雪碑」の横に並んで『潮見桜』と名付けられた在原業平ゆかりの枝垂れ桜の木があります。昔、芦屋の沖合い遠くを眺めると、和歌山沖あたりに黒潮が流れるのが見えたので、「潮見」と名付けられたそうです。初代の潮見桜は在原業平が西山町に植えましたが、その後、前田町の大竺堂の森、開森橋の西詰、1873年に精道小学校の校庭、1958年に現在地へと転々と移植されました。

ぬえ塚(阪神芦屋駅から南に徒歩10分、芦屋公園駐在所の近く)、鵺塚橋(芦屋川の南端)

ぬえ塚

昔々、御所を騒がす魔物のために、丑三つ時(午前2時)になると天皇は毎夜大層苦しまれた。弓の名人の源頼政が黒雲の間の影に矢を放つと、頭がサル、胴体はタヌキ、手足はトラ、尾はヘビという鵺(ぬえ)が空から落下してきました。その死骸を丸木舟に乗せて近くの桂川に流した所、淀川を下り大阪湾を経て芦屋の浜に流れ着きました。芦屋の村人たちは祟りを恐れて、塚を造って弔い、これを「鵺塚(ぬえづか)」と呼ぶようになりました。

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アウトドア派向けスポット

岩ヶ平公園(モンテベロ・バラ園)

岩ヶ平公園(モンテベロ・バラ園) 岩ヶ平公園(モンテベロ・バラ園)

芦屋の山手にある岩ケ平公園は、阪急バスの「岩園町」バス停から徒歩約4分で着きます。面積6373uの公園は、市民の憩いの場として親しまれ、桜の名所ですが、広葉樹もあり、秋になると、紅葉も楽しめます。米国カリフォルニア州モンテベロ市との姉妹都市提携を記念して作られた、公園内にある「モンテベロ・バラ園」では、バラや桜を始めとして四季折々に色んな美しい花が咲き乱れています。特に、4月初めになると、桜の花びらが一面に敷き詰められ、花のじゅうたんのようになります。

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高座の滝

高座の滝 高座の滝

芦屋市の市街地を見下ろす鷹尾山(標高263m)の西側の渓谷に、高さ10mほどの「高座の滝」があります。阪急「芦屋川駅」から芦屋川の西岸沿いに北に向かいますと、左手に支流の高座川 (こうざがわ)が見えます。この支流沿いに進んでいくと、「高座の滝」への道標があります。少々急な山道を進んでいくと、「滝の茶屋」があり、少し先に「大谷茶屋」および「高座の滝」があります。ここは、もともと、修験者が滝に打たれて修行する場でしたが、今では、紅葉の名所として人気があり、秋になると大勢のハイカーがここを訪れます。

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芦屋ロックガーデン

芦屋ロックガーデン 芦屋ロックガーデン

高座の滝からさらに六甲山の奥に進んで行くと、白い岩肌が露出している芦屋ロックガーデンに出ます。風化した尾根と花崗岩の岩壁が広がり、ロッククライミングの練習場として全国的にも有名な場所です。さらに、北へ行くと風吹岩があり、ここから眼下に広がる大阪湾を一望できます。

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東六甲展望台

東六甲展望台からの夜景

芦屋から六甲山頂を経て有馬温泉に至る芦有ドライブウェイには『東六甲展望台』と呼ばれるパーキングエリアがあります。六甲山の出口「宝殿」からやや芦屋側に下った、宝殿と奥池の間にあり、この見晴らしの良い展望台からは、大阪湾を取り囲む山々がよく見えます。伊丹空港や大阪梅田などが間近に見え、光りの絨毯を敷き詰めたような大阪平野の美しいパノラマ夜景を鑑賞することが出来ます。車内から鑑賞出来る夜景スポットの中では、特に人気が高いため、週末になると数多くの車がここに集まります。

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今回の有馬ナビでは、「芦屋の観光スポット」について特集しました。次回の有馬ナビでは、「有馬温泉と周辺のウォーキングマップ」についてご紹介します。芦屋〜有馬温泉にぜひお越しください。(08/03/02)

※このページは2008年3月に発行されたものです。
最新の有馬温泉と周辺観光地の情報は『龍泉閣日記』をご覧ください。
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