いよいよ夏本番の到来です。七夕祭りに続き、夏休み期間中は各地で色んなイベントが催されます。有馬温泉でも、7月28日(土)から8月19日(日)まで3週間にわたって「ありま涼風川座敷」が開催され、有馬川の河原にお座敷や屋台が並びます。今月号の「有馬ナビ」では、夏休みの家族旅行にオススメの観光スポットとして、有馬から車で約40分の所にある三田市の「有馬富士公園」および「人と自然の博物館(ひとはく)」についてご紹介します。
大勢のお客様に神戸〜有馬温泉にお越しいただけますよう、龍泉閣スタッフ一同お待ち申し上げております。
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兵庫県立有馬富士公園は、豊かな自然環境に恵まれた三田市のシンボルである有馬富士や千丈寺湖、福島大地を中心とした、計画面積が416.3haもある県下で最大の広域都市公園です。
2001年、「出会いのゾーン」がオープン。ここでは、自然学習センターを拠点に、かやぶき民家、棚田、鳥の道、花の道、花しょうぶ園、福島大池、雑木林・水辺・草地の各生態園で楽しく自然学習を行うことができます。
また、パークセンターには、音楽会や展示会などに利用できる多目的ホールがあります。さらに、2005年には、71.2haある「あそびの王国」が追加オープンしました。
アクセス | JR「新三田」駅から神姫バス(20番系統)に乗車、「有馬富士公園前」で下車直ぐ 中国自動車道(六甲北有料道路)「神戸三田IC」より約15分 |
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TEL | 079-562-3040〔有馬富士公園パークセンター〕 079-569-7727〔有馬富士自然学習センター〕 |
定休日 | 有馬富士公園:12/29〜1/3以外は、年中無休 有馬富士自然学習センター:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12/28〜1/4 |
開園時間 | 9:00〜17:00 |
入園料 | 無料(多目的ホールや会議室は有料) |
駐車場 | 乗用車500台まで駐車可(無料) |
公園の全体の案内コーナーがあります。ここには、多目的ホールや会議室があり、演奏会・研修会・講習会・写真展・彫刻展・生け花展などの各種の文化活動の場として利用できます。
2001年にオープン、「キッピー山のラボ」の愛称で親しまれている子どもたちのための体験型自然学習施設です。巨大クワガタ「つよし君」のお出迎えで中に入ると、三田の自然をテーマに、見る・聞く・触るなど、五感を使って感じることのできる展示コーナーがあります。
三田の民話を下にして作られたカミナリの砦(とりで)や、みんなの村、鬼の食卓、鬼ヶ富士などがある遊具エリアと、秘密の谷がある自然エリアがあります。
「出会いの広場」から福島大池にかけて、かなり高低差があるため、四季折々の自然環境を一望に見渡せ、階段空間を歩くと様々な景観が楽しめます。ロックガーデン、セセラギなどを配した自然風の大階段です。
カマドのある土間や囲炉裏(いろり)のある板の間など、今では見ることが少なくなった"かやぶき屋根の民家"を再現しています。
福島大池北側に農村風景の中心となっていた棚田が広がっています。ここでは、農作業体験や田んぼの生き物の観察など、田んぼの環境を学ぶことができます。
棚田の奥に広がる里山はアカマツ、クヌギ、コナラなどが茂っている雑木林です。ここは、伐採作業の体験や自然学習の場として活用されています。
雑木林内の谷筋を中心として、野鳥観察用のデッキ園路、シェルター、テラスがあり、自然を楽しみながら野鳥の観察・学習を行うことができます。
出会いの広場から水辺の生態園、鳥の道へつながるルートを草花やツツジなどで植栽し、解放的で、彩り豊かな花空間として整備しています。
自然の雑木林を活用して、三田地域の雑木林内の植生や昆虫などを楽しく観察できる空間として整備しています。普段は見ることのできない樹冠(木の先端)部分や木の音、土中温度の変化を観察する装置などがあり、楽しみながら学習できます。
水田跡地を「ビオトープ空間」として整備しています。ため池やその周辺に住む生物の生息空間を作り、自然環境を学ぶ場としています。講堂、休憩・観察施設を配置しており、楽しく地域の自然環境について学ぶことができます。
※ビオトープ(Biotope)とは、"生物+場所"というギリシャ語を語源とし、生態系空間の再生を意味します。
典型的な草地植生であるチガヤ、ススキ、シバの3つの草地を中心に、それぞれの草地に集まる昆虫などの観察の場です。かやぶきや草屋根のあずまやの休憩所、土中生物の観察ができる施設などがあります。
シンボルゾーンには、福島大池や花ショウブ園から北側にある有馬富士山頂(標高374m)を目指す各種の登山コースがあり、アウトドア派の人気を集めています。駐車場のそばに芝生広場がありますが、この広場から山頂近くの「わんぱく砦(とりで)」を目指します。
各種の小道 | 野鳥の小道、はぎの小道、夕陽の小道、アジサイの小道、見返りの小道、ツバキの小道、フィトンチッドの小道(※)、カエデの小道 |
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お問い合せ | 079-563-1111〔三田市役所が管理〕 |
駐車場 | 土・日・祝日(10:00〜17:00)のみ利用可 (徒歩の場合は、年中入園できます) |
※フィトンチッド(Phytoncide)とは、樹木の発する抗菌・防虫・消臭作用がある芳香性の物質を意味します。森林浴がストレス解消につながるのはこれを吸い込むためです。
遊具エリアと自然エリアに分けられます。古くから有馬富士の周辺地域は、雷が多いことで有名で、三田の桑原地区にある欣勝寺(きんしょうじ)には、「カミナリ井戸」の民話が残されています。あそびの王国の遊具エリアは、この民話をもとに作られた物語「有馬富士とカミナリの子」をもとにデザインされています。
ここは雲の上、カミナリ鬼の子どもが稲光で遊ぶ所です。ここには、音の出る楽器や日光を反射する鏡板があります。また、真ん中にふわふわ雲が浮かんでいます。音を響かせるドームでは、中で鳴した音が不思議な大きさに変わります。お友達と一緒に手作り楽器の演奏会ができるかも知れません。
ここは、カミナリ鬼のお父さん、お母さん、子どもたちがご飯を食べる食卓です。大きなお茶碗、おはし、おひつ、七輪があります。魚のトンネルやモチの山など、楽しく遊べる食べ物もあります。その他にもオタマの形の滑り台やソラマメ形の椅子など、食べ物の形をした遊具がたくさんあります。
カミナリ鬼の子どもが迷い込んだのが「みんなの村」です。村には、小さな家や塀や窓があります。また、奥の迷路は入り組んだ路地のように複雑です。出口が分からなかったら、橋の上のお友達に声をかけてください。
「あそびの王国」の真ん中にそびえる高い山は、有馬富士を見守るカミナリ鬼のお父さんの頭です。頭のてっぺんには大きな角が2本出ています。角の中を登って行くと、遠くの景色が見られます。頭の上には「あそびの王国ものがたり」の挿絵が並んでいて、カミナリ鬼の子どもが旅した道筋が分かります。
秘密の谷は、以前ここにあった里山を残した谷です。ゆるやかな斜面に囲まれた遊び場です。谷の入口には吊り橋があって、−番奥のため池まで眺められます。また、雨が降ると谷の中央に小川が出現します。春は新緑の木漏れ日の中で遊び、夏は樹木がたくさんの日陰を作り出し、秋は沢山の落ち葉で遊ぶことができます。遊具エリアとは違い、ここでは、水や土や木を使って、いろんな遊びに挑戦してください。
兵庫県立人と自然の博物館(略称:ひとはく)は、人と自然の共生をテーマとして1994年にオープンしました。豊富な資料、貴重な資料標本と優れた研究者などが核となって、生涯学習に機能的に対応できる"人と自然の共生博物館"を目指し積極的な活動を展開しています。
館内では、兵庫県の豊かで多彩な自然を紹介する「兵庫の自然誌」を始めとして、「人と自然」、「新しい文化」、「生物の世界」、「地球、生命と大地」という5つのテーマの下に、人と自然との係わり、変動する地球の姿とそこで展開される生命の営みを紹介しています。各国の昆虫や動物、化石などさまざまな標本を収蔵しており、兵庫県の特色ある自然を実物標本やパネルで展示しています。主な展示物は、世界最大の花「ラフレシア」や、日本では唯一の「アメリカマストドン」の化石標本などです。
また、企画展やミニ企画展が随時開催されています。
2007年5月には、「丹波の恐竜化石発掘速報展」が開催され、人気を集めました。
アクセス | ※フラワータウン内のダイエー北側にあります 神戸電鉄「フラワータウン」駅で下車すぐ 中国自動車道(六甲北有料道路)「神戸三田IC」より約5分 |
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TEL | 079-559-2001 |
休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12/28〜1/2 ※GW中・夏休み中は無休 |
開館時間 | 10:00 〜 17:00(入館は、〜16:30) |
入館料 | 大人 200円、大学・高校生 150円、小・中学生 100円 |
駐車場 | 専用駐車場はないため、近隣の有料駐車場をご利用ください。 平面駐車場:4時間まで500円 (4時間以上の場合:博物館発行の引換券で1日500円になります) ダイエーの上階(3〜6F):4時間まで無料サービス、博物館でお尋ねください。 立体駐車場:30分まで300円、以後30分ごとに150円加算(割引サービスなし) |
昼食場所 | 深田公園の芝生広場(雨天時:隣接するホロンピアホールのロビー) |
このサロンでは、図書・標本・情報端末などを使って色んな調べものをすることができます。カウンターのスタッフには、何でも気軽に質問できます。また、休憩コーナーもあります。
※夏休みの土・日・月は、昆虫標本作りの実演コーナーが設けられます。
博物館の収蔵庫には、実に数多くの寄贈された資料が集められています。このコーナーでは、それらの中から、江田茂氏による27万点に及ぶ昆虫コレクション、小林桂助氏による貴重な鳥のコレクションなど一部のコレクションを紹介しています。
兵庫県は日本海と瀬戸内海に面しており、北部海岸の多雪地帯から淡路島南部の暖帯まで多種多様な自然があり、自然と人々の生活が相互に強い影響を与えている例が数多く見られます。このコーナーでは、但馬・丹波・播磨・摂津・淡路の特色ある自然を大型パネル、映像、ジオラマなどで紹介しています。
サブテーマ『森に生きる・池沼と海・森と里・上昇する六甲』
産業革命以後、人間は木材や石油などの自然資源を利用して、人間のための環境を拡大してきたため、自然が破壊され、地球環境問題まで生じるようになりました。このコーナーでは、人間と自然の関わりについて、調和の取れていた過去から都市化による弊害などの問題が起こっている現在までを紹介しています。
サブテーマ『変遷・調和と矛盾・警鐘』
これからは、人間と自然の共生が大切なキーワードです。健全な自然環境や地球環境を持続させるために、新しい文化を築いていくことが重要です。このコーナーでは、人間と自然の共生に向けて、生活様式の見直しや、住いと町づくりの新しい方法について提案します。
サブテーマ『暮らし・共存』
「ひとはくを楽しもう!」を合言葉にして、フロアースタッフが「ひとはく」でしか見ることが出来ないスタッフおすすめのビデオやデジタル紙芝居を紹介します。
地球上の生物は何億年もかけて多種多様な「種」に進化しました。まず「生活」というテーマでは、現生の種の相互作用を、河川の魚を巡る食物連鎖で紹介します。次の「種と系統」では、現生の生物が多様な種に分れている実態について解説します。更に「分布」では、太古からの気候変動や大陸の移動が生物の分布に深い関係があることを説明します。
サブテーマ『生活・種と系統・分布』
化石発掘現場から運び込んだ岩石から化石を取り出す作業を間近に実演します。また、化石研究の専門家が化石をどのように処理するのか、作業工程を初心者向けに解説します。
このコーナーでは、まず世界の温帯や熱帯で見られる森林の特性を大型ジオラマや実物標本などで紹介します。次に、数多くの化石標本によって約35億年前の生命の誕生から人類の誕生までの生物の歴史をたどります。最後に迫力満点の球面映像を交え、地球の姿をダイナミックに紹介します。
サブテーマ『世界の森・生物の歴史・動く大地』
タイトル:『プレートの運動』
映写時間:6分45秒、定員:26名
上映開始時間:10:30〜16:30(30分毎に上映)
2000年9月に開催された淡路花博「ジャパン・フローラ2000」のテーマ館「緑と都市の館」の中の"共生の森・熱帯雨林"コーナーで好評だったボルネオ島の貴重な標本類を展示しています。全体がジオラマ化されており、熱帯雨林のジャングルの中を歩く体験ができます。
主な展示品:ラフレシア、ウツボカズラ,オランウータンなど
有馬ナビ文月号では、ご家族連れのご旅行の際のオススメスポットとして、三田市の有馬富士公園および、人と自然の博物館についてご紹介しました。来月は有馬ナビをお休みさせていただきまして、龍泉閣ホームページの「お子様に優しい宿」のコーナーをリニューアルいたします。これからも、有馬温泉とその周辺の観光スポットを引き続きご紹介して参りますので、ぜひ、ご期待ください。(2007/6/29)
※このページは2007年6月に発行されたものです。
最新の有馬温泉と周辺観光地の情報は『龍泉閣日記』をご覧ください。
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神戸有馬温泉の旅館 元湯龍泉閣
こうべありまおんせん もとゆ りゅうせんかく
【 http://www.ryuusenkaku.jp/ 】
〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町ウツギ谷1663
TEL:078-904-0901 FAX:078-903-0099
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